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①歴史

合気道のルーツは柔術にあります。

「会津藩御止め技」として門外不出のまま代々伝えられてきた、『大東流合気柔術』という柔術を母体に作られました。そのため、武田惣角先生が明治時代になって初めて世に公開されるまで、一般にはその存在すら知られていませんでした。柔術は剣道の前身である剣術の裏技として、剣を使わずに相手を倒すための技術として存在したものですので、合気道のルーツは柔道や剣道に近いところにあります。

合気道という名称は、武田惣角先生の門人植芝盛平先生が、大東流に我が国古来の各流各派の武術の精髄を取り入れ、それに独自の工夫を加えて昭和期に確立されたものです。

②特徴

合気道は自然の動きに合わせ、力の競り合いをせず技を施しますから無理がありません。相手の力を自分の有利になるように誘導し技を施します。

そのため老若男女、体格の大小にかかわらず誰にでもできます。

また、合気道では試合を行いません。お互いに「仕手」(技をかける者)「受け」(技をかけられる者)に分かれて「形」を反復稽古する事によって技を身に付け、実際に役立つようにします。それ故に勝負にこだわり、優越感を抱いたり、敗北感におそわれる事なく澄んだ気持ちで相手と和して技の上達を図る事が出来ます。このことから、合気道は「和の武道」と呼ばれています。

​(合気道錬身会HPより)

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